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文化・宗教

武道   野中日文著

武道
-日本人の行動学-


野中 日文 著
四六判 / 318頁 / 2000年8月


宮崎県在住の武道家が混迷の時代に放つ警醒の一冊。日本武道館の月刊雑誌「武道」に好評載の圧巻。合気道・剣道・柔道界待望の書。

『武道   野中日文著』

商品コード:
ISBN 978-4-88146-521-9
販売価格(税込):
2,700
数量:

● 著者紹介

野中 日文 (のなか ひふみ)


昭和11年宮崎県高鍋生まれ。行動文化研究者。鉄舟会(臨済禅・直心影流剣術・書)会員。
合気道開祖植芝盛平門人。人間のエゴを否定しない新功利主義を思想的立場とし、剣を思想に置き換える作業に従事。
著書に、『生きる極意』 (潮文社)、『矜と恥』 (柏樹社)、『人生不敗の極意』 (大和出版)、『「頭の整理法」教えます』 (騎虎書房)、『武道の礼儀作法』 (合気ニュース社)、『日本人の誇りと恥』 (近刊予定) などがある。
旧高鍋藩藩校「明倫堂」の学問の跡をたどる高鍋明倫会主幹。


           *


日本の行動文化を護る会



情報技術革命の時代を迎えて、これまで日本人の行動を律してきたものが見失われつつあります。視野を広くとることも行動半径を拡大することも必要ですが、このままでは日本人は国籍不明の放浪者になってしまい、この国は文化的に滅亡するのではないかと憂慮されます。
どのような時代になろうと、私たちはこの山紫水明の列島を家とし庭とする日本人です。私たち日本人のほかには、日本文化を護る者はどこにもおりません。日本文化の香気をもたない日本人は、国際社会でも軽視されます。日本人本来の伝統的な行動文化を護るために、動きを起こそうと思います。活動の内容は子供たちの仕付け、親たちのための「親学」、戦後の日本人が見失っている日本人の行動文化の再生。行動の形としては研修場運営、執筆、出版、講演という形になります。
読者各位のご理解とご支援を願いあげます。


日本の行動文化を護る会

代表 野中 日文

(事務所) 〒881-0023  宮崎県西都市調殿柳迫 淡霞峡
TEL・FAX 0983-43-0095

● 目 次

   はじめに




武道の目的とは、いったい何なのか


   合気道は何に効きますか?
   武道憲章にこめられた武道人の「悲願」
   武道とは何か、また武道で養える人格的特性とは何か




中教審の「生きる力」と武道


   「やさしさ」 過剰の時代
   〝やさしさ〟を求めることからくる 「生き辛さ」
   時代は武道に何を期待しているか?
   武道の 「精神的自立」 と 「自分主義」
   「いたわり」を期待しない姿勢



戦闘者の条件としての「身軽さ」
        -アトランタの勝負を振り返る-


   「お前には誰も期待していない」
   精神面の強さ、とは具体的にはどういう事か
   無心とは完全燃焼
   オリンピックに棲む 「魔物」 とは何か -精神的重圧の正体-




「結果」 よりプロセスに目を向けよう
        -レギュラー選手以外の者にも有益な練習を-


   武道・スポーツ振興対策とは 「競技力向上策」 のことか?
   国の評価は 「メダル」 では決まらない
   競技力向上よりも、まず武道の名誉回復が先
   「結果」 よりプロセスに目を向けよう




「名人」 と 「達人」


   「名人」 と 「達人」 のちがいとは何か
   「達人候補生」の資質について




武道再浮上へのヒント


   「武術」 あるいは 「格闘術」 と 「武道」 違いとは何か
   「武道」 は 「異様なもの」 なのか?
   武道再浮上へのヒント




「目的」 を問い直すことの意味


   マラソンランナーは、なぜ走るのか
   武道における 「哲学」 の意味
   「打算」 の効用




「武」 と 「文」


   武道は「スポーツ競技」ではない
         -「生き抜くための心得」としての武道を-
   「生きる力」 の教育が、武道ではじめて可能となる理由
   武道界の自覚と、教育界の意識改革
   武道の文化的側面としての 「文」 について
   「哲学」 より 「武道」 の方が人に暖かい




学校武道の 「教育成果」


   抗議を無視した日本選手団
   学校武道の目的を再検討しよう
         -試合成績は学校武道の目的ではない-
   競技(試合)成績に対する過剰評価が選手たちの特権意識を生む




「倫理」 を説くよりも 「自滅の構造」 を考えさせよ


   「品格」 は実力に直結する
   効果的な研修会の形とは
   日本武道の本質は、自己浄化をふくむ 〝破邪顕正〟
         -「武」 の文字と、武道場の太鼓に彫られた 「天行健」の意味-
   「倫理」 を説くよりも、「自滅の構造」を考えさせよ
   「自立」 という事について




学校武道の教育目標を 「行動学」 に設定しよう


   現在の自分の 「無知」 と 「無力」 の自覚から始めよ
   自分自身の 「批判眼」 を点検してみよう




「武道行動学」 の理解のために


   武道行動学と 「扞格」 との関係
   行動学と 「兵法」 との関係
   「人」 を相手にする時の心得を学ばせよ
         -武道行動学の特異性-
   武道教育に期待可能な人間像
   武道で涵養可能な 「人としての実力」 の内容
   学校教育への展開




まず環境の浄化から始めよう


   少年たちにまず何を教えねければならないか
         -動き方の基本としての礼儀作法-
   起居動作、環境の浄化から始めよう
   「掃除」 と 「応対作法」 が知力と感性の発育をうながす
   武士の子弟の朝課
   家庭での 「起居」 の仕付け
   掃除はメンテナンス(保守、維持管理)の基本
         -「掃除」 を片手間仕事と思うな-
   採点評価について -「掃除」 と武道教育の関係




武道教育で、人としての実力に直結する 「知育」 を


   行動基準を失ったのか、日本民族
   「予断」 や 「即断」 が情報遮断を招く
   「知育」 を阻害するものとは何か
   何をバネに、どう姿勢を立て直すか




「姿勢」 をきめるということ


   なぜ 「姿勢」 から入るか
   「学ぶ姿勢」 をとらせるものとは何か
   礼儀作法の破滅につながる 「悪平等」
   まず足元の問題から




「あいさつ」 と 「間積もり」


   礼儀作法とは 「間積もり」 のことである
   「挨拶」 とは接近法
   挨拶の美学




武道の 「間合」 と対人関係の間合


   「間合」 の心得を、「精神修養」 ではなく 「技術論」として教えよう
   「間合」 というものの認識と、「間積もり」の実習
   対人関係の 「間積もり」




間合の運用法としての 「見切り」


   武道活動の社会的な意義が見えにくいのは何故か
   「間積もり」 と 「見切り」 のちがい
   「見切り」 の実習
   実習要領
   日常行動への 「見切り」 の応用




居着く、ということ


   「時のアセス」 とは 〝居着き〟の解消のことである
   居着く、とはどういう事か
   注意を要するのは「行動の居着き」




位取り -「主位」 と 「客位」 という二つの位について-


   怒らないでいられる方法とは、怒らない、ということ
   武道は 「自分本位制」 の世界
   武道の位取りとしての 「主位」 の維持
   少年たちに 「主位」 と 「客位」 という二つの位の取り方がある事を教えよう
   日常行動への応用




身の護り方を教えられず、丸裸でほうり出されている少年たち


   「いじめ」 やナイフ事故に、武道は無力なのか? -ナイフ少年たちの視野-
   「背負い投げ」 よりも実用的な 「礼儀」
   「ものの道理」 を教えるのが本来の教育
   子供たちは何に心をとざし、何に心を開くのか
   何をどう教えるか-まず他人への 「期待過剰」 に気付くことから始まる-




「しつけ」の条件としての信頼関係


   他人の気持ちに対する感度をどう養うか
   文明の発展と緊張感喪失の関係
   「安心」 させ、「心を開かせる」 ことから -武道の 「気」 の接触法の効果-
   「愛」 と 「威」
   社会生活のための基本動作
   「理解」 は必ずしも必要ではない




武道の礼儀作法を洗い直そう


   武道界でしか通用しない作法は 「礼」 ではない




少年たちのための作法ノート


   「武道」 という呼称の定義について
   武士の子弟の 「しつけ方」 の実際 -藩政時代の校則-
   少年たちのための作法ノート
      <服装、容儀> <歩行> <路上> <武道場の玄関> <通路> <更衣室> <入室>
      <室内> <応対> <物の受け渡し> <設備、備品> <食事> <言語>
      <「恥」 に対する感覚を磨け> <緊張感> <約束> <暴力に出会ったときの心得>




武道人の品格向上を急げ


   「トレーナーを着たゴリラたち」 という評語
   武道人の品格向上が急務 -武道の 「温故知新」 とはどういうことか-
   せめて 「侮辱」 だけは招くな




少年たちに 「戦い方」 を教えよ


   必要なのは 「戦い方」 だ
   心に傷を負えば人は必ず反社会的な行動に走るか
   世間や他人、また自分自身の感情衝動との付き合い方を教えよ
   世間や他人に対する 「期待」 を捨てて、はじめて本当の主体性が生まれる
         -ニヒリズムにどう対処するか-




日本の名誉の最後の砦 「武道」
         -「道」 すなわち 「術」 ・ 「術」 すなわち 「道」-


   武道がいまや、日本最後の砦
   宝の持ち腐れ -現代における武道の実用性-
   道とはテクニックのことである -東洋と西洋の認識の相違について-
   精神とは行動、道とは技、仏教とは傘のさし方




おわりに

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